ここにたどり着いたなら、きっと別荘を買うかどうかご検討中の方かと思います。
こんにちは、ミライ別荘倶楽部です。私たちは30年にわたり別荘開発を手掛けてきた会社です。長期にわたり事業に携わることが出来たのは、時代環境にあわせた別荘の所有スタイルを、その折々で提案してきたから。
別荘開発のプロと自負できる私たちが「別荘不要論」「別荘必要論」について考え、記事にしてみました。それぞれの代表的な意見と共に、可能な限りデータを駆使して解説しています。ぜひ最後までお読みいただき、ご検討の参考にいただけると幸いです。
この記事の目次
それではさっそく「別荘不要論」から紹介します。
「別荘は買うな」代表的な10の意見
「別荘は買うな」と主張される方の代表的な10の意見は次の通りです。
① 購入費と別に毎年の維持費がかかる ② 維持管理するのが大変 ③ 建物の経年劣化が激しい ④ 別荘地の荒廃、別荘会社の破綻リスク ⑤ 中古別荘は売却が難しい ⑥ 意外と利用しない ⑦ 長期休暇が取れない ⑧ 誰も将来のことは分からない ⑨ 行きたい所へ行けない ⑩ 非効率な資産配置 |
「別荘は買うな」根拠とデータ
①購入費とは別に毎年の維持費がかかる
別荘を所有すると、毎年確実に維持費が発生します。
管理会社に払う管理費、警備会社に払う警備費、清掃や庭の手入れを外部委託すれば清掃費、一切別荘を利用していない間にも水道光熱費には基本料金がかかります。
もし銀行ローンを組んで別荘を買ったなら、その金利も大きく言えば維持費の一種です。
維持費の中でも特に重荷となるのが税金。
別荘を所有することでかかる税金は「固定資産税」(別荘評価額の1.4%)、「都市計画税」(評価額の0.3%以内)、「住民税」(均等割りの5,000円)です。
中でも重いのが固定資産税。税制上、別荘は「日常生活の用に供しないものとして総務省令で定める家屋又はその部分のうち専ら保養の用に供するものとする」と定められていて、贅沢品の扱いから別荘の固定資産税は高くなります。
仮に固定資産税評価額が2,000万円、税率1.4%なら、毎年の税額は28万円です。
貸別荘を運営する弊社が過去の実績に基づき試算すると、仮に全く別荘を利用しなくても、維持費だけで毎年50~100万円が必要になります。
②維持管理するのが大変
そもそも別荘は、お住まいから遠く、関東なら軽井沢や伊豆、那須高原あたりが多いでしょうか。車で片道1.5~2時間程度、気軽に行ける距離でありません。
また別荘は広く、敷地だけで50坪や100坪の面積になるでしょう。
遠くて広い別荘は、庭の雑草など2ヶ月も経てば生い茂ります。台風が近付けば被害が気になりますが様子を見に行くのも大変です。長期不在にすれば、産廃の不法投棄や、不法侵入のリスクも否定できません。
維持管理する時間と手間は大変です。
③建物の経年劣化が激しい
不在期間の長い別荘は、常に人が暮らす一般住宅と比べて劣化が激しくなります。電気や水道設備は使わなければ故障の原因となります。窓をあけて頻繁に換気をしないと、湿気が籠り建物の耐久性は悪化します。
また別荘ならではの劣化要因もあります。森の中は湿気があり、カビやコケは建物の大敵です。海岸沿いの別荘は塩害で金属は錆びてきます。
④ 別荘地の荒廃、別荘会社の破綻リスク
分譲された別荘を購入する場合、リゾート地・観光地としての地域の価値が棄損するリスクがあります。また別荘を分譲開発した会社が経営破綻したことにより、別荘地が放棄、荒廃するリスクがあります。
弊社は1989年から30年以上にわたり、別荘開発を行って参りました。その間でも、ライバルと目されていた多くの企業は倒産廃業や事業の大幅縮小に追い込まれています。
別荘会社の経営の安全性は、充分に注意を払う必要があるでしょう。
⑤中古別荘は売却が難しい
一部の人気観光地を除き、中古別荘を売却することは至難の業です。中古別荘は明らかに供給過多、購入価格より大幅に値を下げても買い手が付かないことも充分に想像できます。
その間も、毎年維持費がかかるので、挙句の果てに管理放棄、廃墟別荘となれば、仮にタダ同然の値段で売り出しても買い手は付かないと断言できます。
⑥意外と利用しない
リゾートホテル大手のリゾートトラストの有価証券報告書によると、同社会員(別荘オーナー)の利用日数は年間6.2泊。2ヶ月に1泊程度しか別荘を利用していない事になります。
購入時には「毎週末に」とか「夏休みは長期で」と夢が膨らむ別荘ライフですが、意外と利用しないのが別荘です。
⑦長期休暇が取れない
そもそも長期休暇の取れない日本人にとって別荘は実用的でないかもしれません。
リゾート事業協会によると、国民一人当たりの旅行量は日本が3.9泊(1.8泊×年間2.17回)であるのに対し、ドイツは16.6泊(10.4泊×1.6回)です。
ドイツ人は年1回の長期休暇をとって旅行に行く習慣があり、長期滞在先として別荘を選びます。旅行におけるドイツの別荘・貸別荘利用比率は25%、日本の10倍(2.5%)です。長期休暇の取れない日本に、そもそも別荘は必要ないのかもしれません。
⑧誰も将来のことは分からない
弊社ではリゾート会員権を販売しています。多くの会員様には満足を頂いていますが、中には長期に利用のない会員様もいらっしゃいます。グラフはそんな30名の会員に聞き取り調査「会員権を使わない理由」を行った結果です。
将来のことは誰も知ることができず、今の生活スタイルが未来永劫に続くと限りません。
別荘も毎年の夏休みに使い続けるとは限らないのです。
⑨行きたい所へ行けない
別荘を所有することで旅の行動が制限されます。日本全国を巡りたい、世界各国を訪れたい、注目のリゾート地へ行きたい、今年の夏は南の島で過ごしたい、という方々にとっては、別荘は相性の良いものではありませんね。
⑩非効率な資産配置
別荘は銀行ローンが組みにくい資産です。したがって自己資金で購入することにもなりますが、まとまったお金を別荘に投資することは、他の投資機会を逃すこととなり、資産の効率的な配置が難しくなるリスクがあります。
以上、「別荘は買うな」「別荘不要論」の代表的な10の意見をまとめてみました。
次は、「別荘必要論」です。
「別荘は必要」代表的な10の意見
別荘必要論の代表的な10の意見は次の通りです。
① 新しい時代の仕事環境 ② 自分達だけのリラックスした時間 ③ 親しい人や仲間との時間 ④ 趣味やライフワークに取り組む場 ⑤ 宿泊費が無料 ⑥ 思い立ったその日に旅ができる ⑦ リタイヤ後の生活拠点 ⑧ 投資案件としての可能性 ⑨ 貸別荘として収益を得られる ⑩ 愛犬と一緒に旅ができる |
では、こちらも一つずつ見て参りましょう。
「別荘は必要」根拠とデータ
①新しい時代の仕事環境
通信環境の発達でオフィスや仕事先へ行かずとも仕事ができる時代になってきました。
都会から離れ、別荘に滞在しながら仕事が出来る、新しい時代の仕事スタイルが一般化しています。
②自分達だけのリラックスした時間
ストレスフルな日常から離れ、自然に囲まれてのんびりと過ごすことができます。リラックスした時間は、ストレスの軽減、心身のリフレッシュの機会となり、明日からの仕事の活力となります。不特定多数のゲストと滞在し、施設側が決めたルールに従って滞在するホテルや旅館では味わえない、ゆとりの空間です。
③親しい人や仲間との時間
「泊まりに来ない?」と親しい人や仲間を別荘に招待することができます。
別荘は友人や取引先とのコミュニケーションの場として活用、大切な人との絆を深めます。欧米では大切な人を別荘に招待する習慣があります。海外からのゲストを自分の別荘に招待すれば、ゲストとの信頼関係も深まります。
④趣味やライフワークに取り組む場
釣り、スキー、登山など特定のアクティビティが楽しめる場所に別荘があると、趣味を存分に楽しむことができます。工房を作ったり好みやライフスタイルを反映させたりする場として、別荘は自己表現の場となります。
⑤宿泊費が無料
別荘には年間の維持費が固定的にかかりますが、逆に泊まった日数に応じた宿泊費はかかりません。お金を気にすることなく、好きな時に、好きなだけ泊まれるのが別荘の利点です。
⑥思い立ったその日に旅ができる
人気観光地の有名旅館やホテルは、3ヶ月や半年先まで予約でいっぱい、特に夏休みやGWならなおさらです。個人の別荘なら予約状況を気にすることなく、思い立ったその日に旅にいける気ままさがあります。
⑦リタイヤ後の生活拠点
仕事をリタイヤした後は、別荘地の方を生活拠点にしようとお考えの方もいると思います。将来の移住に備えて、自宅と別荘の二拠点生活を始める方もいるでしょう。
⑧投資案件としての可能性
特定のケースになりますが、人気観光地として将来的に価値が上がれば、別荘は投資案件としての魅力があります。
⑨貸別荘として収益を得られる
使っていない日は、貸別荘としてビジターに提供、収益を得る事もできます。
ただし貸別荘の運営コストは高く、収支がマイナスになるリスクがあること、自身の別荘利用に制約を受けること等、貸別荘を行うことによるマイナス要因も大きいです。
⑩愛犬と一緒に旅ができる
ペットを飼っている家庭が旅する場合、宿泊先や宿泊先での行動に制限を受けます。別荘の場合は、他の旅行者を気にすることなく、愛犬との時間を思う存分に過ごせます。
第3の選択肢はシェア別荘
「別荘不要」「別荘必要」、代表的な意見をご覧いただきました。
それぞれをご理解いただいた上で、第3の選択肢としてシェア別荘を検討いただくのもひとつです。この章ではシェア別荘について解説します。
また次章では弊社が開発販売するシェア別荘『Residence Villa(レジデンスヴィラ)』についても触れていますので最後までお付き合いください。
シェア別荘とは
シェア別荘とは友達や親族、あるいは第3者など複数のメンバーで、ひとつの別荘をシェアして利用するスタイルです。ひとつの別荘を共有するため購入費用はもちろん、管理費や維持費についてもメンバー全員で負担します。
シェア別荘のメリット
別荘の代わりにシェア別荘をおすすめする理由は次の通りです。
・購入費用や維持費がお手頃
複数のメンバーでシェアするので、かかる費用はお手頃になるはずです。
・予算と比べ、豪華な別荘を所有できる
複数のメンバーでシェアするので、個人購入する場合より豪華な別荘を所有する事ができるはずです
・維持・管理や修繕を運営会社に任せられる
基本的にシェア別荘の維持・管理や家具・備品の調達、修繕など運営会社に任せることができ安心です。
・運営会社独自のサービスがある
シェア別荘運営会社によっては、空室の貸し出し販売、提携施設の優待等、様々なサービスを提供しています。
シェア別荘のデメリット
逆にシェアすることで想定されるデメリットは次の通りです
・使いたい時に使えない
年間カレンダーをシェアするので、夏休みや年末年始等、別荘を使いたい時に使いないデメリットがあります
・自分の思い通りには使えない
部屋の模様替えや、趣味の保管場所に使うなど、自分のものでありながら、自分の思い通りには使えないです
・運営会社による資産価値の棄損リスク
この項目だけで1つ記事が書けそうですが、運営会社によっては施設維持管理のレベルが低く、別荘としての資産価値が棄損するリスクがあります
シェア別荘の常識を変える『Residence Villa(レジデンスヴィラ)』
当社が企画開発する『Residence Villa』は、維持負担コストのかからない、全く新しいシェア別荘のスタイルです。
淡路島や那須高原等の有名観光地の、最高の立地条件に建つ、億を超える戸建て高級ヴィラを18名のオーナーで共有いただきます。
『Residence Villa(レジデンスヴィラ)』の特徴
・夏休みや年末年始等の特別な6泊を、毎年の優先利用が保証されたFIXDAY制度 ・年間の維持費ゼロを可能とするホテル貸し出し制度 ・長期滞在を希望する方向けのフローティング予約制度 ・全国の別荘を優待利用できるリゾート会員権『Grande』の権利付与 ・国内最上位別荘『LXシリーズ』と権利日を交換できるEXCHANGE制度 ・出口戦略が明確な買取制度 |
詳細は本サイトでご確認の上、お問い合わせを下さればご案内させていただきます。
・関連記事
https://besso.info/about_rv/
この『Residence Villa』の特徴を、「別荘不要論」「別荘必要論」各10の意見に、どれくらいお応え出来ているか、評価してみました。
「別荘不要論」から評価した『Residence Villa』
10の意見 | 評価 | Residence Villa の特徴 |
① 購入費と別に毎年の維持費がかかる | ◎ | 管理費は年間24万円に固定資産税と火災保険料のオーナー人数割り。年間30万円以下と安心の固定維持費です。またホテル貸し出し制度を利用すれば、年間維持費ゼロも可能です |
② 維持管理するのが大変 | ◎ | 施設の維持管理やメンテナンス、備品購入等は全て運営会社の弊社が行い、追加費用は発生しません |
③ 建物の経年劣化が激しい | 〇 | 現地常駐スタッフと地域の提携建築会社が施設管理を行います |
④ 別荘地の荒廃、別荘会社の破綻リスク | 〇 | 当社は別荘開発事業以外に、宿泊業、スーパーマーケット、介護施設等の複数の事業を運営、経営環境の変化に強い財務体質を構築しています |
⑤ 中古別荘は売却が難しい | ◎ | 弊社による買取制度があります。また売却も随時行っていただけます |
⑥ 意外と利用しない | ◎ | 年間利用日数6泊~の商品設計、経済合理性を追求しました |
⑦ 長期休暇が取れない | ◎ | 短期利用を想定していますが、フローティング予約制度により長期滞在も可能です |
⑧ 誰も将来のことは分からない | ◎ | 弊社による買取制度で出口戦略が明確です |
⑨ 行きたい所へ行けない | ◎ | リゾート会員権『Grande』、『LXシリーズ』の全国の高級別荘が利用可能です |
⑩ 非効率な資産配置 | 〇 | 使わない日はホテルとして貸し出し、収益を得られます |
「別荘必要論」から評価した『Residence Villa』
10の意見 | 評価 | Residence Villa の特徴 |
① 新しい時代の仕事環境 | △ | フローティング予約制度を利用すれば長期滞在も可能です。Wi-Fi環境は完備しています |
② 自分達だけのリラックスした時間 | ◎ | 当社が運営するシェア別荘は全て戸建てヴィラタイプ。我が家にいるようなリラックスした時間をお過ごしいただけます。展開するヴィラは、箱根や淡路島等の都心から1.5時間以内の立地が中心。移動にストレスがかかりません。 |
③ 親しい人や仲間との時間 | ◎ | リゾート会員権『Grande』のヴィラには最大で12名がお泊り頂ける大型ヴィラもあります |
④ 趣味やライフワークに取り組む場 | △ | マリーナに併設されたヴィラもあります。釣りやマリンスポーツが趣味の方には魅力的です |
⑤ 宿泊費が無料 | △ | 年6泊のFIXDAYは宿泊費は無料です |
⑥ 思い立ったその日に旅ができる | 〇 | 全国300棟の別荘を運営しています。別荘が使えない場合も柔軟に利用可能です |
⑦ リタイヤ後の生活拠点 | △ | 個人所有型の別荘も販売しています |
⑧ 投資案件としての可能性 | △ | 弊社が展開する『Residence Villa』は箱根や那須高原、淡路島等、いずれも有名観光地として資産価値の高い物件です |
⑨ 貸別荘として収益を得られる | 〇 | 使わない権利日は1泊8万円でホテルとして貸し出し頂けます |
⑩ 愛犬と一緒に旅ができる | ◎ | 『Grande』では愛犬家専用ヴィラを全国で50棟以上、展開しています。 |
『Residence Villa』は高級別荘を18名のオーナーに共有いただく新しい別荘所有の仕組みです。
全国で300棟を超える貸別荘を運営する私たちが、集客から運営、施設管理まで全てを行うため、安心して別荘オーナーになっていただけます。
〖関連記事〗淡路島のタイムシェア別荘 Residence Villa AWAJI MARE
詳しくは、本サイトにて内容をご確認頂くと共に、お問い合わせ頂きましたら最新の情報を基にご案内させて頂きます。