建築費高騰対策!ペットツーリズム特化型ドッグリゾートホテルの魅力

私たちマリントピアリゾートグループは、創意工夫とチャレンジを重ねることで、観光産業の発展に寄与することを目的に事業活動を行っています。
シェア別荘システムやプライベートプール付きヴィラ、日本初のドームテント型グランピング施設、ペットツーリズム特化型宿泊施設など、独自性と収益性の高い事業モデルを次々と開発、展開して参りました。
この記事では、ペットツーリズム特化型宿泊施設「ドッグリゾートホテル」について、その特徴と魅力、参入方法をご案内しています。

この記事の目次

ドッグリゾート事業の概要

ペットツーリズム特化型宿泊施設「ドッグリゾート」は、愛犬と同宿可能な宿泊施設。
一般のホテルや旅館と違い、愛犬家だけが利用し、一般のお客様に気兼ねすることなく、自由に愛犬との時間を楽しんで頂ける施設であり、旅館業の営業許可(簡易宿所)を取って年365日運営します。

ドッグリゾートの特徴

ドッグリゾート施設の最大の特徴は、先述の通り「愛犬家専用」であることです。
愛犬家のニーズに応える、以下のような特徴があります。

500㎡を超える広いドッグランを全室に配備しています。
共用ドッグランは犬同士のトラブルもあり、買主も神経を使うようです。またスペースの関係で、宿泊可能な愛犬の頭数や大きさが制限される宿も多く、多頭飼いや大型犬の買主のニーズを満たせません。
私たちは、愛犬家、特に富裕層に多い、多頭飼いや大型犬の買主のニーズにも応える、専用の広いプライベートドッグランに拘りました。

20ftのコンテナを4~5つ組み合わせたコンテナホテルは、4~6名が泊まれる広い室内空間と、コンテナをコの字型に配置してアウトドアリビングを備えたグランピングスタイル、温泉やサウナ付きの高規格施設です。
アウトドアリビングで、地元食材を使った豪華BBQメニューを愛犬と共に楽しむ、グランピングスタイルに拘りました。

全体の9.1%にあたる国内532万の犬飼育世帯がターゲットです。世帯平均人数2.25人(2023年)から推計すると約1200万人、インバウンド訪日客数3600万人(2024年)には及びませんが、中高生の修学旅行マーケット(約200万人)を大きく上回ります。
私どもが事業をお薦めするのは、東名阪や福岡等の都市部に住む犬飼育世帯。
都心の高層マンションに住むような、比較的高所得のファミリー、夫婦、カップル等です。
当社の調査では、彼等の25%は愛犬との旅を既に経験済みであり、全体の約60%が愛犬と旅をしてみたいと考えています。
彼等の中にはリタイアされたご夫婦も含まれ、経済的にも時間的にも余裕のある方が多く、平日に連泊される傾向にもあり、宿泊業の平日や閑散期の問題にも対処しやすいのが、ドッグリゾート事業の魅力です。

私たちがお手伝いしているドッグリゾート事業の場合、独立型のヴィラを3~5棟運営いただく比較的小規模なモデルが多いです。
これより小規模(1棟貸し切り)は、不可能ではありませんが、固定費が嵩んで収支面でやや悪くなります。また10棟を超える規模のものは、こちらも不可能ではありませんが、運営や集客の難易度が上がり、異業種からの新規参入の場合は少しハードルが高いと考えます。

宿泊の建物は、木造やRCでもお受けしていますが、コンテナキャビンをお薦めしています。
コンテナキャビンをお薦めする理由としては、安価かつ短納期で事業が立ち上がり、直営の場合なら5~7年で投資回収できる利回りの良さです。

当社の試算では、鉄骨造りで同規模のホテルを建てた場合の建築費と比較すると約10~30%のコストダウンを実現、着工から6ヶ月で竣工できるため、ホテルの繁忙期にあたるGWや夏休みに開業をあてる事ができますので、チャンスロスがありません。

また採用するコンテナキャビンの場合、広くてホテル並みのオシャレな室内空間と、アウトドアスペースが確保できる特徴があり、高級バケーションレンタルに負けない7万円を超えるADRを獲得しています。

運営は、旅館業の営業許可の面や、食事提供で差別化したいため、有人運営を基本としています。したがって、簡易な管理棟(兼倉庫)を建てていただく事が必要です。
しかし、近隣で旅館やゴルフ場を経営されている事業者様ですと、遠隔で運営いただく事が出来ますので、管理棟は省略いただく事も可能です。

ドッグリゾート事業参入を検討される場合、運営の形態としては、直営スタイル、運営を当社に委託いただくスタイル、当社に施設をお貸いただき所有者として賃料を得るスタイルの3つに分かれます。

直営スタイルの場合は、私たちが開業までの支援を無償で行い、開業後に集客代行の成功報酬を当社が頂く契約を締結します。土地代や建築費にかかる実費以外には、コンサルティング費用やFC加盟金等の初期費用は一切かかりません。

運営委託の場合は、当社が運営に関わる業務全てを行い、成果(売上)に応じた運営委託費用を頂戴します。当社が営業可能なエリアがあるので、ご相談ください

施設の所有者になっていただき、当社と建物賃貸借契約を結ぶスタイルは、場所の選定、設計デザイン、施工計画から一緒にご支援します。候補地が既にありましたら、事業化のご提案を致しますので、早めにご相談いただければと思います。

ペットツーリズム市場の成長性

日本のペット関連市場は2024年で約1.9兆円、これはインバウンド訪日観光市場と同等規模です。
日本の人口減少の波には抗えず、犬の飼育頭数自体は減り続けていますが、ペット関連市場は過去5年で平均3.8%の成長を続け、この傾向は2025~2026年にかけても続く有望成長市場です。

ペット関連市場の一部を占める、ペットツーリズム市場の市場規模や成長性を示すデータはありませんが、ペット関連市場の成長を上回るスピードで、ペットツーリズム市場は拡大成長していくとみています。
愛犬飼育世帯と比べて、犬受入可能な宿泊施設が、特に都市近郊エリアを中心に不足していること、その結果、私たちが運営するドッグリゾート施設は、同じく私たちの一般向け施設の平均値と比べて約1.2倍の売上をあげています。
今後、成長を見越して新規参入事業者が増えることは予測できますが、依然として施設は供給不足であり、また私たちが運営するドッグリゾートの差別優位性もあるので、ペットツーリズム市場、ドッグリゾート事業は魅力的なビジネスです。

ドッグリゾート事業の独自性、差別優位性

昨今は増えつつある、愛犬同宿型の宿泊施設ですが、私たちが運営するドッグリゾートには、以下のような独自性や差別優位性があります。

私たちは、宿泊施設を直営する事業者です。
自分達で仮説検証を重ね、成果が実証済みのノウハウを、支援先には余すことなく提供しています。
事業用不動産アクイジション分野、事業立ち上げのコンサルティング分野、食事やサービス提供等のオペレーション分野、スタッフの採用や教育分野まで、宿泊業に関するあらゆる領域について支援できる一気通貫の体制が、私たち最大の優位性です。

私たちが運営するドッグリゾートは、広大なプライベートドッグラン、客室温泉、プライベートサウナ等、高規格な宿泊設備を標準装備しています。
プライベートドッグランは各棟500㎡を超え、最大で1500㎡のドッグランを持つ施設もあります。
普通、事業者は500㎡の土地があれば、そこにもう1棟建物を建て、売上を増やす事を考えがちですが、私たちはそこをドッグランにすることで、圧倒的な差別優位性としました。
建物棟数を半分にしても、ドッグランを配置することが出来るのは、一般的な施設の2倍の売上を作れる、私たちの集客プラットフォームがあります。

*写真はドッググランピング淡路厚浜(外部サイト)の1500㎡を超えるプライベートドッグラン

私たちが連携するブッキングリゾートの運営する、愛犬専用宿のプラットフォーム「いぬやど」は国内最大の予約サイトです。
登録会員数は8万人を超える「いぬやど」の独自の集客力をベースに、楽天やじゃらん等の大手OTAに頼らず、同業他社の2倍の売上と、低い販促費率を実現しています。

「いぬやど」サイト(外部サイト)

小規模の宿泊事業でも利益を生み出すことが出来る独自のオペレーションシステムを開発、導入しています。
最大のネックとなる食事提供では、セントラルキッチンも活用した効率的で顧客満足度の高いオペレーションシステムを構築、競合施設と圧倒的な差別優位性を実現しています。

ドッグリゾートの収益モデル

ドッグリゾートのGOP

総収入から総費用を引いた、ドッグリゾートの営業総利益(GOP)は、客室単価(ADR)と稼働率(OCC)から、運営経費を引いて求めます。
客室単価と稼働率は、立地により変動するので一概に言うことは出来ませんが、ここでは関東近郊(都心から1.5時間)、富士五湖周辺の土地を想定しています。

1棟当り総収入2,000万円は、当社事業では標準的な数値、3棟なら総収入6,000万円となります。

一方、運営経費ですが、人件費1,200万円、食材費600万円、支払手数料630万円等、3棟による運営経費は2,880万円、減価償却をのぞいた年間GOPは3,120万円となります。

ドッグリゾートのCAPレート(還元利回り)

ドッグリゾート事業から得られる営業総利益(GOP)の取得価格に対する割合を還元利回りとして計算します。

取得価格についても、土地価格や建築費が高騰していることもあり変動しますが、当社の標準的なモデルとして、土地取得費3,000万円、建築費1億2,000万円、3棟の総取得価格を1億5,000万円とし、直営時の利回りを計算しました。

ドッグリゾートホテルの場合、眺望の良さが集客面の必須条件とならないため土地代は安め、コンテナキャビンを採用するため建築費も安くなる結果、鉄骨造りのホテルを建築するより10~30%コストダウンできる試算です。

あくまで直営によるシミュレーションですが、20%を超える利回りが期待できるのは、ドッグリゾート事業の収益性の高さと、不動産取得価格の手軽さに起因するものです。

更に、調達コストの安い借入を併用すれば、レバレッジにより、更に高い投資利回りが期待できます。(下記は取得金額の60%に金利2%の借入を利用した場合)

収益モデルは、参考データとしてあくまで仮想事業を基に計算したものです。実際には、事業予定地の収益性、土地、建物の取得価格を基に、期待利回りをシミュレーションします。

投資家にとってドッグリゾート事業の魅力

最後に、投資家にとってドッグリゾート事業の魅力をまとめます。

  • ペットツーリズム市場は、今後も成長が見込める分野であること
  • 圧倒的な差別優位性と集客プラットフォームにより高い収益性が見込めること
  • 土地の取得価格が比較的安価であること
  • コンテナホテルを採用したことで建築費が20~30%程度、抑えることができること
  • 直営施設を全国で運営してきた当社が開発から運営まで一貫した支援を行うこと
  • 事業承継や相続対策にも有効であること
  • 成長市場、高稼働施設により売却時の出口戦略が見込めること
  • 所有者が愛犬家なら、利用と収益の両方が可能であること

問い合わせや資料請求のご案内

ドッグリゾート事業の特設サイトもご用意しました。
更に詳しく研究したいという方は、こちらのサイトもご覧ください。

ペットツーリズム対応型宿泊施設ドッグリゾート(特設サイト)

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